2012年4月28日土曜日

乙女ゲーム「夏空のモノローグ」、「カエル畑DEつかまえてポータブル」のどちらを...

乙女ゲーム「夏空のモノローグ」、「カエル畑DEつかまえてポータブル」のどちらを買おうか迷っています。




カエル畑は私にとって初めての拓洋作品なので少し不安です。(私がこれまでプレイした作品のほとんどがオトメイトなので…。)ギャグ要素があっても大丈夫です。



ちなみに私が重視する点は、ボリュームがあるか(1人あたり6、7時間あればだいたい満足します)、心理描写・恋愛過程が丁寧であるかの2つです。



みなさんのおすすめはどちらですか?また、どちらの作品がより感動できたかも教えて下さい。よろしくお願いします。









どちらもフルコンしていますので参考になればと。



>夏空のモノローグ

オトメイト作品とは思えないくらいにシナリオがしっかりしています。もしかするとオトメイトで一番しっかりしているかも…。



周回する度にある部分の会話が変化したり、ツリーピースという(主人公には関係ないけど物語には関係ある)小話が追加されたりと、進める度に物語の核心に近づいている感じがしっかり伝わってきます。



心理描写は限りなく丁寧に、且つゆったりと描かれていますので、作品の中に入りやすいかと。

私は部長が一番好きだったのですが、一歩一歩歩み寄っていく恋愛過程には胸が温かくなりました。

また、共通ルートは、笑います。共通ルートというか、科学部の活動が笑えます。勿論個別ルートでも笑える部分はあるんですが、日常の中で(いい意味で)とんでもないことをやらかしていく彼ら(主に部長だけど)の活動は青春を感じます。



ボリュームは……長すぎず短すぎずというくらいで、何時間くらいだったかな…すみません、ちょっと覚えてないんですが、一話一話しっかりしているので気になるほどではないと思います。

ただ、話の設定上『後日談』が出来ないため、EDのその後は脳内補完するしかありません。(PSP移植とかでどうにかして後日談が付いたりすればいいのにと思うんですが…)



そしてこれまでの乙女ゲームと違い、夏空はしっかりと『読ませる』乙女ゲームだなと私は感じました。

新システムで、テキストウィンドウが画面いっぱいに広がっていて、上から下までテキストが。カットインなどは避けてくれたりしてますが、大抵が背景として立ち絵やスチルがあるため、顔面に文字が容赦なく被ったりして微妙に少しだけ、残念でした。

ですがその部分などを差っ引いても、どのレビューや感想を見ても『泣ける』と謳われている作品ですので買っても損はしないと思いますよ。





>カエル畑DEつかまえて

私もこれが初めてのTAKUYO作品でした。すっかりTAKUYO色にハマってしまったんですが…。

TAKUYOさんは他の作品も主人公のパンチが利いているので注意した方が良いです。



カエル畑は、兎に角主人公が今まで例にないくらい男前!攻略対象よりも、いや、どのキャラクターよりも髄を抜いてカッコイイ!寧ろ主人公を攻略したいと思うくらいに独特で個性溢れる主人公なので、主人公=プレイヤーの場合は物凄く受け入れ辛いです。

ツンデレ同級生・猫マニアの家電オタク同級生・捻くれた同級生・猫好き年上の先輩・女装が似合いそうな先生・会話のキャッチボールがし辛い頭のネジが何本か飛んでるような生徒会長……と攻略対象も主人公同様に個性溢れ、さらに此処に『カエル』になることや、その他重要な設定が加わるので、夏空よりもずっとずっととっつきにくいかも。



内容としては、ギャグ5:シリアス3:甘さ2の割合かと。夏空の方がシリアスさはあります。

恋愛過程は、本当に互いが歩み寄って相手を理解しようと努め、尚且つ守る線は守りながら恋愛をしていくので見ていて微笑ましかったです。



共通→きずな編or放送編or友情編→個別ルートという流れなんですが、『選択肢スキップ』があるため一度通った所はサクサク進めちゃう(ミニゲームも2周目以降はスキップ可能)ので、ボリュームは夏空に比べて短めかも。

その分、こちらはクリア後のオマケが充実しています。オマケボイスだとか…。





私自身はカエル畑の方が好きなのですが、一般的な知名度やら無難さなどを考えると、『夏空のモノローグ』の方をオススメします。カエル畑は「一風変わった乙女ゲームがやってみたい!」という思いがあるならプレイしてみては。それで気に入ったら是非FDまでプレイしていただきたい。

あと、泣けるのは断然夏空です。

長々と失礼しました。

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